神奈川県の湯河原町へ行ってきました。
ここは箱根の近くにあって、温泉で有名な町です。
こどもたちが小さい頃はみかん狩りなどにも行ったことがあります。
夫とわたしはハイキングや山歩きが好きなのですが、「いい季節になってきたし行きたいね〜」ということで、どうせ歩くなら帰りに温泉に入れるところが良いと思って湯河原となりました。
こどもたちは山歩きなどに連れていくと「何のためにこんなところ歩くの?まだ歩くの?もう疲れたんだけど。意味分かんない!」なんて言います。(笑)
そりゃそうですよね。わたしだって子どもの頃はそんなに好きではなかったかも。
なので最近は子どもたちが学校へ行っている間に、夫とふたりで日帰り旅行をときどきするようになりました。
子どもたちも「何が楽しいのかわからないけどいってらっしゃい」というような感じです。(笑)
湯河原は東京からだと遠そうですが、うちから電車で1時間半でついてしまうので、結構近いです。
湯河原にはハイキングコースがいくつもあるようで、どのルートにするか地図をみつつ、なんとなく直感で歩き始めるとすぐに五所神社がありました。
ここは天照大神さまも祀られています。suryaとはインドの太陽神のことですが、わたしは天照大神さまにもなんとなくいつもご縁を感じてます。
湯河原で遊ばせてくださいというご挨拶、今日の旅をふたりで(ケンカなどせずに←これは自分たちで努力すべきですけどね。笑)安全に楽しめますように、東京に置いてきた子どもたちが守られますようにと、手を合わせながら盛りだくさんのお願いごとをしてきました。(笑)
帰りに階段の下からお社をながめると、後ろの大きな木がまるで生きているように見えました。「楽しんでおいで〜〜〜」と言っていたかもしれません。(笑)
しばらく奇麗な川沿いを歩きました。
鮎がたくさん泳いでいたり、シラサギやアオサギ、鴨をみかけました。
親子のシラサギがいて、子どものシラサギが自分で魚を捕る練習をしているようだったのですが、親鳥が少し離れた木の上の方に止まってそれを見守っていました。
「手を出さずに見守ること、親ってそうしなければいけないよね」と夫と話して、自分たちの子育てのことを反省しました。(ちょうど反省するできごとがあったばかりでしたので・・・)
自然はいろいろ教えてくれます。
お不動様が滝壺の脇に祀られていました。
お不動様にもご挨拶をして、茶屋でところてんをいただくと、「ご注文いただいた方には足湯のサービスがございます」と店主の女性が教えてくれました。
源泉掛け流しの足湯でした。贅沢!
この朱色の欄干や鳥居などって良く見かけますが、日本人のセンスの良さをいつも感じます。
自然の中にこの朱色は映えていて、それいて溶け込んでいるように感じます。
そしてこの朱色をみると神聖な気持ちになって気持ちが引き締まります。大好きな風景です。
ここを後にしたら山道に入ってみました。
写真を撮る余裕がないほどけっこうきつかったです。延々と登りで、やっと下りだと思ったら、下りも急でかえって足の筋肉がびっくりしている感じでした。(笑)
でも山の中を歩くとなぜかいつも元気になります。
深い呼吸をしながら無言で登ります。
その辺に落ちている丁度良さそうな木の棒を杖代わりにして、ひたすら歩くのです。
わたしも夫も体を動かさないといられないタイプですから、お互いにときどき「いいねぇ山は。楽しいね。」と、そのくらいしか話しません。仲悪いわけではないのですけどね。(笑)
今日はとても暑くて、もう汗びっしょりになって歩いていたのですが、温泉に入れると思うとそれも気になりません。着替えもちゃんと持ってますしね。
何件もある温泉宿の中から敷島館というところでお湯をいただくことにしました。
もちろんかけ流しです。平日ということもあり、他のお客様はほとんどいません。
広くてキレイなお風呂で疲れを癒してしばしの休憩。
でもその時点ですでに2時。お昼を食べそびれていましたので、あんまりゆっくりお湯につかると歩けなくなるので(笑)ほどほどに温泉を後にしました。
帰りは大通りに出てバスに乗り(10分に一本走っていて便利です。)そのまま駅へ。
駅の近くでやっと昼食にありつきました!そのときすでに3時!
すごくお腹がすいていましたが、あんまり食べると帰ってから夕飯が作れなくなるので、大好きなてんぷらそばをいただいて帰路につきました。
それにしてもよく歩きました。
距離にしたら10キロくらいではないでしょうか。
明日からまた筋肉痛の日々です。(笑)
実は未だにボディボードの筋肉痛が少しだけ残っています。(^^;
でも体はとても清々しいです。
これからの湯河原はみかん狩りや紅葉も楽しみです。
陶芸の体験なんかもあるようでした。
都心からも比較的近いので、みなさんもいかがですか?日帰りだって大丈夫!わたしたちは5時に帰宅できました。
もちろん泊れたらよかったのですけどね。
歩くのが苦手でもバスがありますしね。
アウトドアにはもってこいの季節がやってきます!
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