湯河原

昨日は夫と二人で日帰り湯河原温泉の旅をしてきました。

湯河原、今はひっそりとしていますが、昔はにぎわっていたみたいです。

旅館や店舗の経営はきっとすごく大変なのだろうと思うのですが（閑散としていますから）、人があまりいなくて静かでのんびりしていて、時々疲れをいやしに行くには良い感じなんです。（でもなくなって欲しくないし、わたしたちを楽しませてくれる湯河原の方々が笑顔になって欲しいので、もう少しにぎわったらいいなぁ。。。）

駅から３０〜４０分くらい歩いたかなぁ。バスもあります。

途中五所神社でお参りしておみくじを引くとわたしは大吉、夫は中吉。よかったよかった（＾＾）

温泉は、以前に行って良かったのでまた敷島館へ。

１３時からお風呂に入れます。

なので１２時半くらいに到着して、広々としたロビーのゆったりソファーでくつろぎつつ、こういう時はマッサージチェアでしょ！と堪能。

機械だけどいい腕してますわ〜。（笑）

温泉前に健康チェック！ということで血圧を測ったら。。。

脈拍数が夫とまったく一緒の６５。

まぁ、深く詮索するのはやめましょう。怖すぎですから。偶然です〜（＾＾；

血圧は健康優良児って感じでした。お互いに。（笑）

オープンすぐのお風呂なので独り占めです。貸し切りみたいにね。

お風呂のふちに寝てみたり浮いてみたり泳いでみたり。しちゃうよね〜（＾＾；

１時間かけてひとりで楽しみました。本当にサイコー！

ここに置いてある炭と檜オイルが入った石けんがすごく良くて、前回も今回もお土産に買ってきました。パッケージがかわいいの。

帰りに、行きすがら遠目に見た暖簾が気になったお寿司屋さんがあって、そこに入ってみることに。

知らない土地の美味しいもの探しは慎重に嗅覚を駆使します。（笑）

とてもセンス良くかっこいい暖簾です。こういう暖簾ってあんまり見ないです。

近くで見たらすごく良い麻を使っているし、藍染めでした！版画みたいだし。本当に美しい。好みすぎる！

で、入ってみたら大正解でした。

小さなカウンターと、テーブル席が二つかな、座敷がテーブルひとつありました。

聞くと奥様と一緒に４５年やっていらっしゃるお寿司屋さんだそうですが、最近改装された感じでとてもきれいでした。

カウンターに座ったのですが、お寿司をにぎるご主人の後ろの奇麗な魚の絵が気になって聞いてみたらやっぱり！

ご主人が描いたのだそうで、良く聞くと額縁やお寿司を載せる漆塗りのお皿まで手づくりだそうで。。。

これ色鉛筆画なんだそうです。あまりにも綺麗なお魚の絵なのでいろいろ質問したらたくさんお話ししてくれました。

っていうか、もう絵の事聞いて欲しくてしょうがないって感じのチャーミングなご主人でした。（笑）

お寿司もとっても美味しくいただきました。でも美味しすぎて写真撮る前に平らげてしまいました！

後ろの絵の魚の名前をわたしたちが意外といろいろ知っていたので気を良くされたのか、追加で「このネタ食べてなんだか当ててみな！」とかい言って普通より小さめのお寿司がいくつも追加されて。。サービスしてくださいました。ありがとう（＾＾）

そしてお手洗いにも行ってみろとご主人が言うので（笑）いってみたら、小さな美術館状態。や、やっぱり！（笑）

かわいいアングルのタマちゃんまで。（笑）

随分といろいろおしゃべりも楽しませていただいて、ビールもいただいて、楽しいひとときとなりました。

暖簾のことを尋ねると、なんと芹沢銈介さんのお弟子さんの作品だとか！

芹沢銈介さんはわたしの地元に住む有名な版画家の方で、わたしは芹沢さんの版画が大好きなのです！

今年は卓上カレンダーを芹沢さんのものにしたところでした。

お嬢さんがプレゼントしてくれた暖簾だそうで、嬉しそうでした（＾＾）

息子さんも一緒にお仕事されているそうで、幸せですね（＾＾）

本当に楽しいご主人で、きっと常連さんがたくさんいらっしゃるんでしょうね。

あまり人通りが少ないひなびた温泉街なのに、このお店はすごく元気で幸せなムードいっぱいでした。

人生って大変な状況とかあっても、自分が好きだとか愛しているものを追いかけ続けていたらきっと幸せを創っていけるんだろうなって、改めて思うこころ温かな帰り道になりました。

いじけちゃダメよね。

記念写真も撮ってもらって。。。

あら、仲良さそうだね。（笑）

神奈川県足柄下郡湯河原町宮上454

江戸前　「鮨秀」さんです。湯河原にいらしたらぜひ鮨秀さんへ行ってみては？と思います。


エネルギー充電してきたので、今日はしっかり制作します（＾＾）


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