「あたまにつまった石ころが(Rocks in His Head)」(キャロル・オーティス・ハースト著、千葉茂樹訳、光村教育図書)という絵本をみつけました。
石が好きだと、石情報には事欠きません。勝手に目の前に現れるのです。
これはもう本当にそうなので、「わたしも好きだから、石もわたしを好きでいてくれるのね」とか思っています。石が好きな方はみなそうなんじゃないでしょうか。
次男の夏休みの宿題読書の本を図書館へ探しに行ったときに偶然みつけました。
この絵本は、作者の石好きのお父さんの一生涯のおはなしです。実話です。
お父さんの頭の中とポケットの中はいつも石ころが詰まっていて、いつでも石を誰かに見せたいし、石の話がしたくてしかたないお父さん。
時代的に(大恐慌時代をまたいだ人生です)非常に厳しいときもあったりするのですが、お父さんは慎ましく生き、石をずっと愛でていました。
ただただ石を愛していた、それだけで起きるミラクルなことの数々。
本当に好きでやっていれば、人生はおのずと開けるのかもしれないなぁと思わせます。
一番ステキなことは、そんなお父さんをずっと見ていた息子さんがそれを絵本にしたことです。
本当に、なんてステキな親子なんだろうと思います。とても深い愛情を感じます。
また、絵本の中にはいろいろな鉱物の絵と名前が出て来て、どれも良く知っているものなので、とても親近感がわきます。
ご興味のある方は、もしもどこかで見つけたら読んでみてくださいね(^^)
心があたたかくなります。
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