2010/10/18

高尾山に登ってきました

もう先々週になるのですが、夫とふたりで、またまた子どもたちが学校に行っている間に高尾山に登ってきました。

いろいろ写真を撮ってきましたので、みなさんにも見ていただこうと思います。

高尾山にはときどき登ります。

東京都ですから近いですし、とっても気持ちのよいところです。

写真は夫ですが、気持ち良さそうでしょう?(笑)

登るルートがいろいろあって、しかもそれほどきつくないので(幼稚園児も登ってます!)人気があって、いつも結構混雑しています。

わたしたちはいつも水曜日に行くのですが、きっと土日なんてすごい人なんだろうなぁ。



それでね、先日登ったコースはなぜかやたらと疲れたんですよね。

夫もそうだったらしく、わたしたちはいつも山に入ると疲れが取れるタイプなので「なんで?」って言い合っていました。

そうしたら、来た道がコンクリートで舗装されていることに気づきました。

「これだよ!今日のコース、コンクリートだもの!これじゃ山に入ってる意味がないよ」と。

いろいろなコースがあって、舗装されているコースは年配の方でも比較的安全にのぼれるのかもしれないね、などと話しながら、わたしたちはちょっと横道にそれて歩き出しました。

獣道(?笑)コースみたいなのもあるんですよ。そっちは人もほとんどいなくて、たまに合うとやっぱり通というか、高尾山に慣れていらっしゃる方や、山道を歩きたい方なんですね。

山道に入ると段差は多いし根っこも絡み合って露出しているし、滑りやすいしで登るのは楽ではないのですが、やっぱり疲れがす〜っとなくなっていくから不思議です。

かえってエネルギーが体中に満ちてくるのを感じるのです。サイコー!!!


正規ルートでは見つけられないこんな美しい川もありました。

川には魚は見つけられませんでしたが沢ガニがいました!夫が大はしゃぎ。(笑)

沢ガニ持って帰って飼いたいとい言うので優しく却下。(笑)

環境はそのままにしておくほうがよいのだよぉ。
山頂には天狗さまが待っていてくださいます。

きらびやかなお社。

途中チベット仏教の美しい法衣を纏われた外国人の僧侶の方が二名、わたしが挨拶をするととっても優しいお顔で挨拶を返してくださいました。

わたしはものすごい幸せな気持ちになりました。

その後は「なぜあんなに優しい顔ができるのだろう」と思いながら歩きました。人を笑顔だけで幸せにすることができる、ということにあらためて驚いてしまいました。

登山客でごった返す山頂でほんの少し休憩して、わたしたちはすぐに下山しました。

帰り道も獣道コース。下山の方が注意深くいないと膝を痛めてしまいます。

そしてなぜか途中で全然違う場所に下りてしまったので、普通の道路をひたすら歩いて楽しみました。



するとこんなものを見つけました!

とうとう高尾山に穴があけられてトンネル工事が始まっていることは知っていましたが、まさにその場所です。

山に穴が開いています。わかりますか?右手奥が高尾山です。

反対している人がたくさんいます。座り込みなどの抗議行動も、たくさんの人たちの署名もありました。

それでも穴は開けられてしまうのです。

いったい誰が通るのでしょうか?

どうしても必要なのでしょうか?わたしにはそうは思えません。

登山の最後にこのような風景を見て、ちょっと悲しくなりました。

そして、歩かせていただいたことの感謝の気持ちを高尾山に伝えて帰途につきました。



山も海も、やっぱりエネルギーを与えてくれます。

どんな人にでも分け隔てなく。

だからそういう自然を守るのは当たり前のことだとわたしは思っています。

人は地球に住ませてもらっているんだから。

そんなことを思います。



来月はきっと紅葉がきれいなんじゃないかなぁ。

また行こうと思います。







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