2010/12/02

こころをひらく

今日はすこし家族のことを書かせてください。

こどもたちを見ていると、すごくいろんなことに気づきます。

長男は感じたことをそのままストレートに表現するタイプなのですが、それはときどき裏目に出てしまうこともあります。

嫌いな人に「嫌い!」と言ってしまうような。

でも「この人は信頼出来る」と感じると、その人にとても接近して行って、それが初めて合った人であろうとも、大人であろうとも、校長先生であろうとも、友だちみたいになってしまいます。

逆に長女はあまりおおっぴらに感情を外に出しません。

いつも思慮深く、先の先まで一瞬で読んでしまうような賢さがありますが、人懐っこいタイプではありません。

だから人を傷つけることはあまりありませんが、気に入っている人にこころをひらくという表現もあまりしません。ひらいていたとしても、それをあまり表現しないのです。(それで困っていることは今のところないみたいですが。)

次男は自分勝手でわがままですが、けっこう観察力があって特にわたしのことをいつも心配してくれます。(笑)

いまのところ一番手を焼いてしまうのは長男なのですが、長男はなぜか幼稚園のころから先生にとっても恵まれています。

長男の担任になってくれる先生はみなさん、ちょっと変わっていて扱いにくい彼をとてもよく理解しようとしてくれて、実際にとても理解し、学校ではなかなか評価されない部分もきちんと評価してくれるのです。

先生であろうが、彼はときにはものすごい反抗をするのですが、それでもなぜこんなにも先生方が理解をしてくれるのかをちょっと考えていたのですが、それはもしかして、こころをひらいていることが多いからなのかな?と思いました。

好きなことを「好き」と言うし表現するし、得意なことをどんどん披露します。とても自然に。

感情をぶつけるようなこともあるけど、そのぶんこころはひらいているのかもしれないなと。

こころを閉じるって、ちょっと複雑なことでもあると思うので、単純な構造の長男には至難の業なんですね。(^^;

それが功を奏しているのかな、なんて思いました。(笑)

こころをひらいていたら、周りはそのひとを理解しやすいのではないかなと思うのです。

素直であるという言い方もあるのかな。

それが良い悪いでなくて、人に理解してもらったり、応援してもらったりされるということは、こころをひらいているからかもしれないと。

本人はまだ、たくさんのひとに支えられていることになかなか気づけないでいるみたいだけど、そのうちそれに気づいてほしいなぁと、親心に思います。

実は私自体が、こころをひらくということが出来るようになったのがここ数年なのです。

思っていることを言葉や態度で表現することがとてもとても苦手でした。

そのぶんダンスやもの作りで表現していたのかもしれません。

今でもとても仲良しの人以外の人と接するのはとても恥ずかしいというか、緊張します。

すごくシャイなのです。

それでもひらいたほうが楽しいこと、嬉しいこと、たくさんあるんだって経験ですこしずつ分かって来たのでいつの間にかできるようになりました。

億劫でもあるんだけど、とにかくコミュニケーションしてみよう!ってここ数年チャレンジしているんです。

もちろんエブリタイムオープンにはなれないし、なる必要はないと思うのだけど、やっぱり素直に表現するってとても素敵なことでなんだなぁと思います。

そこから広がるものがあるからです。

こころを閉じてしまうと、そこから外へは広がらないんですよね。内側へは広がって行きますが、妄想の世界に広がることが多なかなと思います。(妄想も大事だけど! 笑)

自分の思いや思考を超えたものが、広がって行くのは楽しいものですね。

思ってもみないことが起こったりして、それは一人では絶対に起こせないことだったり。

そういうことをなんだか最近とてもよく感じています。

とても楽しいです。


















2 件のコメント:

  1. すごいいいエントリーだな~と思って読みました!

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  2. さやちゃん すごい?それはどんなところがどんなふうに? 笑

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